「変わりたい、変わりたい」と人は言うけれど、本当はどうなりたいのでしょうか?
憧れのあの人みたいになりたい?
ほんとにそれがあなたの目的なのでしょうか?
今の自分がダメだから、自分を変えたいのでしょうか?
ぼくは「自分を変える」ということを目標に掲げて、10年近く自己啓発書を読み続けてきました。
出た結論は、「人は変わらない」です。
言い換えると、あなたはあなたであって、どんなにがんばっても憧れのあの人にはなれないよ、ということです。
というわけで、メンタリスト DaiGoさんの「ポジティブ・チェンジ」を読んで気づいたことをメモします。
他人と自分を比較しない
今はネットでいくらでも情報が入ってくる時代なので、情報収集をするにはとても便利です。
例えばTwitterを見ていれば、世の中のすごい人や自分と同じことを頑張ろうとしている人を、たくさんフォローして情報を得ることができます。
簡単にコミニケーションをすることもできます。
そしてそういう人たちの姿を見て、自分も頑張ろう!と思うのですが、
ここで落とし穴があります。
すごい人たちばかりをずっと見ていると、
あまりにも自分の存在がちっぽけなものに思えてきて、自分はダメだ、と自己否定に陥ってしまうしまうことです。
ネットで見かけるすごい人たちを研究して、そこから学ぶのは良いことです。
しかし、自分自身がダメなものだと自己否定してしまうくらいなら、
見ないほうがいいです。
何から変えたら良いか分からないときは機械的に変えてみる
なんとなく今の自分ではダメな気がして、自分を変えたいと思うんだけど、
何から変えたらいいんだろう、と思ったら?
迷ったときは、次の4ステップで変えてみましょう。
- 自分がどんな人かをA4用紙に書き出す
- 「1.」で書き出した内容を、機械的に反対の意味に置き換える
- 「2.」の内容に近づくための具体的な行動を書き出す
- 小さな一歩を踏み出す(最初の行動を起こす)
この本で書かれている方法は、「機械的に」反対の意味に置き換えること、です。
機械的に反対にするとルールを決めることで、迷ってしまうのを防ぐことができます。
一言でいうならば、「変えてみないとわからない。なんでもいいから小さな変化を起こす」です。
考えることは、行動力を奪う!無駄に行動力を消耗する前にまず行動を!

これが最近のお気に入りフレーズです。
考える前に行動しなさい!とよく聞きますが、具体的に「意志力の消費」と言う説明だとすごく納得できました。
人は考えることや、決断することで、「意志力」を消費します。
「決定疲れ」という言葉もあります。
人が1日の中で決断できる回数は、無限ではありません。
意志力を消費するし、意志力には限りがあるからです。
1日の中の限られた意志力を、有効に使わなければなりません。
ぼくは考えることが趣味なので(妄想癖?)、意志力を消費する前にまず行動!を心がけようと思います。
まとめ
- 自分を変えることは、ポジティブでもネガティヴでもない。「ただ変化する」だけである
- 昨日の自分よりちょっとだけ変化した自分を目指す
- 迷ったら機械的に変えてみる
- 意志力を消費する前に、とにかく行動する