「1分間マネジャーの時間管理」という本を読みました。
この本、上司に降りかかってくる仕事のことを「サル」に見立てて部下を管理する方法をまとめた本です。
サル管理の心得として、第一条から第四条まで4つの心得が紹介されています。
サル管理の心得を紹介します。
第一条:サルを特定する
上司と部下は 〝次の対応 〟を決めるまで話し合いを切り上げてはいけない。
上司は「あれをやれ」「これをやれ」と指示をするばかりで、具体的に何からとりかかるのかを部下が理解していないこと、ありますよね。
上司と部下の間で、「具体的な次の行動」が共有されること、重要ですね。
第二条:サルの担当者を決める
上司と部下は各サルの担当者を決めるまで話し合いを終えてはいけない。
担当者を明確にすること。
複数人で打ち合わせをしたときに、「誰がやるのか」を決めずに終わってしまうこともあります。
うちの会社、弱いなぁ…
第三条:サルに保険をかける
上司と部下はすべてのサルに保険をかけるまで話し合いを切り上げてはいけない。
サル保険 については、AタイプとBタイプの2種類あります。
Aタイプは「上司の承認を得てから着手する 」
Bタイプは「着手してから上司に報告する」
Aタイプは上司の負担が増えるが、失敗ができない重要案件向け。
Bタイプは上司の負担が少なく、信頼できる部下の場合はこちらで良い。
意識的に使い分ける必要がありますね。
第四条:サルの健康診断を実施する
上司と部下はサルの定期健診の日程を決めるまで話し合いを切り上げてはいけない。
「作業に着手した後、いつ報告するのか?」を明確にすること。
いつ報告するのか?何があったら、上司に報告するべきなのか?
これって案外ないがしろにされている気がします。
そして上司は、報告がないなぁと思っていて、部下もいつ報告したらいいかわからない…みたいなことがあります。
まとめ
このルールはさっそく実践しています。

おわりっ!