望み通りの人生や仕事が手に入らない理由は、私たちが誤った社会通念をうのみにしているからではないでしょうか。
ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。の第二部から、ワクワクと喜びにあふれた充実した人生を送るためのチェックポイントを「誰もが信じているウソ」という形式でご紹介します。
まず、「ほとんどの人がワクワクで満たされた人生を送っていない」わけですから、みんなが当たり前と思っていることは、大体間違っているはずなのです。
まずは、常識を疑え! ってことですね。
責任感のウソ
人が取るべき責任ある行動はただひとつ。自分が心からしたいことをすることである。それが人生でもっとも責任ある行動であり、その人が負う最高の責任である。
他人のため、ではなく、自分のために生きよう。
自己中心的ですね!
でも良いのです。
「会社や家族や社会が期待することをすること」が正しいと教えられてきた人には、
「自分がしたいことだけをする」というのは、無責任としか思えません。
しかし、仕事ばかりを優先して、家族がおろそかになったり健康を害している人を見ていると、
我々が普段見聞きしている社会通念は、間違っているのかもしれないと考えさせられます。
自分自身の本能に従って、本当に正直に生きることが、自分自身に責任を取り、結果的に周りの全ての人に対して責任を取るということになるのかもしれません。
最も責任のある生き方は、自分が大好きなことを見つけ、それだけを追求することです。
ヤル気のウソ
無理やりにヤル気を出す必要があるのは、したくないことをしなければならないときだけです。
世の中には、「やる気を出すためのコツ」のような本は溢れていますが、本当に自分のしたいことをするときには、無理矢理やる気を出す必要はないでしょう。
確かに・・・納得させられます。
心から夢中になれるものがあると、人はそれを無心に追い求めます。そのワクワクを周りの人間も認めてくれ、励まされると、ワクワクに自己推進力がつき、勝手にどんどん前進していきます。
夢中になれること、無心で続けられることを、生活の中に取り入れましょう。
そして、生活の全てを夢中になれること(ワクワクすること)で満たすことが目指す姿なのです。
本当にそんなにうまくいくのか?という疑問も生じますが、ワクワクで満たされた生活を目指したいです。
能力のウソ
適性があると言われたからといって、それをする必要もなければ、好きになる必要もない。しかし、適性がなくてもワクワクすることなら、やったほうがよい。
「自分がワクワクすることや好きなことに対して適性がないと思う場合には、なおさらそれをやろう」というのが著者の主張です。
もちろん能力や適性があるに越した事はありませんが、それよりも自分のワクワクに従うほうがはるかに重要であるということです。
「自分には能力がないから・・・」と諦めてしまうのではなく、自分の心がワクワクするのであればどんなことでもチャレンジしてみましょう。
上手のウソ
下手でも心を燃やせるものなら、ぜったいにやりつづけよう。
能力と同じで、上手いか下手かではなくて、好きか嫌いかという基準でやるかやらないかを決めましょう。
どんなに下手なことであっても、自分が好きなこと、楽しめることであれば、是非やり続けましょう。
続けることで、自然にやる気が出てきて、だんだん上手になっていくものです。
そして何より、楽しんで行動している人のところに人は集まってきます。
決断のウソ
私たちにとって最善の行為は、決断をぐずぐず先に延ばすことだ。
決断を先延ばしにすることが、本当に良いことなのでしょうか?
ここでも著者は、「自分自身が心から夢中になっているものを見つけて、それを実行すること」が重要であると述べています。
そのためには、本当に自分のやりたいことなのかどうかを自分自身に問いかける時間も必要だということです。
「決断を先延ばしにしたい」という気持ちが起こる時点で、その事は本当にやりたいことではないのかもしれません。
やりたくないことをやらなくて済むように、決断はどんどん先延ばしにするというのも面白い方法ですね。
本当にやりたいことなら、今すぐ取り掛かっているはずですもんね。
妥協のウソ
自分がやりたいことを全部やるのは可能だ。むしろ、やりたいことはすべてやるべきだ。真に豊かな人生を送っている人たちは、やりたいことをすべてやれる生き方をしている。
間違った常識や社会通念から解放されると、やりたい事は自然に全部やれるようになるそうです。
やるべき事はただ1つ、自分自身にしっかりと責任を取れる生き方をするということです。
著者の主張は、やりたいことを全部やって初めて、わくわくで満たされた生活ができるということです。
優先順位のウソ
自分の夢に優先順位をつけるな。自分の夢は全部叶えるんだ。
やりたいことや夢に優先順をつけると、リストの最後にあることが1番楽しいことであり、永遠にたどり着けない可能性があります。
全ての夢を同時に追い求めることが、ワクワクすることだけを追い求める生き方です。
現実的になれというウソ
「もっと現実的になりなさい」と世間が忠告し、批判するときは、「自分のやりたいことをやるな」と言う意味です。
「世の中はそんなに甘くないぞ。そんなことで食べていけるわけがないじゃないか」というのもウソです。
現実的になる必要はありません。それは、誤った社会通念に騙されで生き続けるということだからです。
「現実的に考えろ」というのは、会社でよく聞く言葉ですね。
これからは耳を貸さないようにしよう!
おわりっ!
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