
あなたがもし、「ダイエットを続けたい」とか、「英語の勉強を続けたい」とか、何かの習慣を続けたいとしたら?
あるいは逆に、「タバコをやめたい」など、何かの習慣や行動を止めたいとしたら?
取るべきアプローチは一つです。
「がんばる」
いいえ違います。これは間違いです。
はっきり言って意思の力だけでは、行動は絶対に変わりません。
なぜかというと、人間というのは、行動や習慣は簡単に変えられないようになっているからです。
よくない状態だとしても、全力で現状を維持しようとするのが、人間の本能だからです。ホメオスタシス(恒常性)と言うそうです(恒常性 – Wikipedia)
取るべきアプローチ
ではどうするのか?
習慣とは行動の積み重ねですので、まずは、「ターゲット行動」を確認します。
そっして、ターゲット行動を、増やしたいのか?減らしたいのか?を確認します。
次にその行動に至るプロセスを分析して、どこかでその行動のハードルを上げたり下げたりして増やしたい行動や減らしたい行動をコントロールすることができます。
- 減らしたい行動・・・より面倒になるようにしておく
- 増やしたい行動・・・いつでもどこでもどんな時でもすぐに取り掛かれる状態にしておく
これをハードルを上げるあるいは下げると言う表現をしています。
ある行動を減らしたい場合
具体的には、タバコであれば買い置きを止めて、無くなったら都度買いにいかなければいけない状態にしておくとか、ライターを全部捨ててマッチのみにしておくなどの方法が考えられます。
ターゲット行動に至るプロセスを、めんどくさくしておくことで、自然と行動が減っていくという効果があります。
ある行動を増やしたい場合
増やしたい行動の場合は全くその逆で、英語の勉強をしたい、と思ったら英単語帳はいつでも持ち歩くとか、携帯アプリでいつでもどこでも勉強できるようにしておく、などの方法が考えられます。
携帯のアプリ1つとっても、増やしたい行動の場合はホーム画面の1タップで開けるところにアプリを置いておきます。
逆に、極力見るの減らしたいアプリは、フォルダの中に入れたり2ページ目以降に置くなどして極力目につかないようにしています。
すごく単純なことですが、これを積み重ねることで、自分の行動や習慣をコントロールすることができるようになっていきます。
まとめ
気合では行動は変わりません

おわりっ!