今の会社は、居心地は悪くないのですが、仕事に対するモチベーションがあまり高いとは言えません。
働き方に悩む30台ブロガーの、のってぃ(@notthi)です。
上司は、管理できていない。
部下は与えられた仕事に対して「多すぎる」「終わるわけない」と、思考停止モード。
さて、この空気を変えることは可能なのでしょうか?
まずは現状分析から、ということで「「空気」で人を動かす」の第1章から、現状の空気を分析する方法をまとめてみました。
- 締まった空気
- 緩んだ空気
- 縛られた空気
- ほどけた空気
締まった空気
「締まった空気」は、まさに紐でキチンと締めている状態を指します。「最近たるんでいるから、引き締めないといけないな」という感じで使います。他にも「締まった筋肉」「引き締まった体」などと使用します。キツすぎないけれども、一定の緊張感が持続する空気が「締まった空気」です。
「理想の空気」として紹介されているのが、この「締まった空気」です。
ぼくはあまり体験したことがないのですが、皆さんはありますか?
適度な緊張感を維持しながらも、皆がリラックスして自由に動ける状態。
緩んだ空気
「緩んだ空気」は、締めたのに、時間とともに緩んできた状態を指します。 靴の紐も、歩いたり走ったりしていると次第に緩んできます。体の状態を表すのにも「体がたるんできた」「張りがなくなってきた」という表現を使います。自然な現象ですので、もう一度締め直しましょう。そのまま放置しておくと、ドンドンと緩んできます。
縛られた空気
「縛られた空気」は、キツく締めつけられた状態を指します。 「縛った」ではなく「縛られた」と表現しているのは、誰か特定の人物によってキツく「縛られた」ことを意味しています。縛られていると、身動きがとれなくなり、不自由な感覚、窮屈な気分を味わうことになります。
何人かの上司は、めちゃくちゃきつく縛り付けようとします。
何をするにも、「ルール」「ハンコ」「承認」……
縛られすぎると、身動きが取れません。
間違いなく、クリエイティブな発想は生まれてきませんよね。
ほどけた空気
「ほどけた空気」は、緩みすぎてほどけたか、あるいはキツく縛りすぎて切れてしまった状態を指します。この空気が蔓延しているチームや組織は、倫理観が欠如しており、まさに「モラル・ハザード」を起こしています。「約束などできない」「目標など達成できるはずがない」など、公然と後ろ向きな発言をする人が現れ、チームとして崩壊に向かっていると言えます。
今の会社、緩みすぎている感があります……マズい。非常にマズい。
そして、そんな緩みすぎた空気を、ギチギチに締め付けようとする会社。
ますます反発する社員。
反発が反発を生んで、ますます身動きが取れなくなっていく……
モラル・ハザードを起こしつつある気がしてなりません。
理想的な空気の条件
理想的な空気は、「締まった空気」です。
それは、一定レベルの緊張感維持しつつも、「上司から部下へ、部下から上司へ、互いに必要なことを言い合える状態」です。
とくに、「間違っていることを間違っている」と伝えられることが一つの目安となります。
何もしないと…
何もせず放置しておけば、どんどん空気は緩んでいき、最後にはほどけてしまいます。
縛りすぎると…
独善的な上司の下で、ルールを決めて縛りすぎると、「縛られた空気」になります。
縛られた空気の中に長時間いるとしんどいです。窮屈に感じます。
自分の会社はどうか?
僕のいる会社は、緩みきっていて、ほどけかけています。
モラル・ハザードに近い状態もあります。
上司はひたすらキツく縛ろうと頑張っていますが、空気は悪化する一方です。
ただ縛るだけではダメなようです。
いまだ、解決の糸口は見えません……
まとめ
- 緩みきった空気は、縛り付けるだけでは改善しない。
- 現在の空気は緩みきっている
- 理想の空気は、「締まった空気」である
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