

やりたいことが多すぎて、圧倒的に毎日時間が足りない趣味ブロガーの、のってぃ(@notthi)です。
改めて確認するまでもないですが、「労働生産性」とは投入時間と仕事の成果の比率です。
同じ労働時間でたくさんの仕事の成果が出ればOK!
しかし、なぜか我々は「仕事がたくさんあるのだから残業して頑張る」のが当たり前になっています。
「残業前提」の条件下で、もがき苦しみながら生産性を上げようとしているように感じられます。
なぜ?
「同じ仕事の成果で労働時間を下げること」も、生産性を上げること同じ意味のはずなのに。
目次
現状を分析してみると
- 早く帰ることに罪悪感がある
- 残業することが当たり前になっている
- 残業時間と定時時間の境目が意識されていない
こんな状況、ありませんか?
だらだらと仕事をしていて、気づいたら夜6時7時になっていたというパターンです。
ぼくはダラダラ残業するのが大っっっ嫌いです。
もう本当にダラダラ残業するくらいなら死んだほうがマシ!!!っていうくらい大嫌いです。
だから何とかして生産性を高めたいと考えます。
生産性を高めるための方法は、実はたった一つしかありません
生産性を高めるためのたった一つの方法は、労働時間を制限することです。
安易に労働時間を増やすことだけは絶対にやってはいけません。
どこで知ったかというと、最近読んだ2冊の本です。
1冊はちきりんさんの「自分の時間を取り戻そう」という本です。
「生産性を高めて、自分の時間を取り戻すための方法」について書かれています。
もう1冊はメンタリストDaiGoさんの「週40時間の自由をつくる 超時間術」という本です。
タスクは時間がある限り増え続ける⇒最初から残業禁止!にするしかない
人間にはある習性があります。
タスクは時間がある限り増え続けるのです。
人間は「暇」を極度に嫌います。
だから、時間があるだけ埋めようとしてしまうのです。
実際に、「時計も何もない部屋で何もせずただ居ればいいよ」って言われたとしても、人間はただ何もせずじっとしていることに耐えられません。
すなわち、満タンになったタスクリストを眺めるだけで満足してしまいます。
リストを見るだけで自分の生産性が下がっていることにも気付かずに。
だから、安易に(労働時間)インプットを増やすことだけはやってはいけない。
理想は、「最初から残業禁止!という意識」で仕事に取り組むことです。
そうは言っても、毎日12時間働いたら全体の平均値よりは成果は出るはずだ、と思いますよね?
ぼくもそう考えていた時期がありました。

しかし、ある研究により否定されています。
- 週に35時間ずつ働く人は生産性が安定している
- 週に60時間を超えて働く人は2週目から生産性が落ちていく

「週40時間の自由をつくる 超時間術」47ページから引用
1週間に30時間以上働くと生産性が落ち始めて、60時間を超えると認知機能が大幅に低下して、1~2か月続けると半分程度になってしまいます。
毎日のように長時間残業を続けている人は「自分の生産性が落ちていること」にすら気が付かないのは問題ですよね。管理者がしっかりと見てあげるところなのかなって思います。
ただし仕事にもそれほど集中力を使わない作業や定型業務があるので、週35時間を超える部分はそういう作業に充てるのが良いそうです。
マルチタスクは生産性を下げる
アメリカのミシガン州立大学による実験では、1日にジャンルが違う作業をいくつも行なうと、それぞれのタスクを達成する確率は25%も下がったそうです。
また、マイクロソフトが行なった調査でも、ひとつの作業を行なうあいだに同僚と会話をしたり顧客からの電話に対応した場合は、1回気がそれた集中力をとりもどすまで15分もかかってしまうことがわかりました。
「週40時間の自由をつくる 超時間術」40ページから引用
一日にジャンルの違う作業を複数行うと、生産性が25%下がるそうです。
作業の切り替えに大きくエネルギーを使うからです。
突然の電話などで作業が中断した場合、一度それた集中力を取り戻すまでに15分かかります。
まとめ
- 時間を意識して仕事しよう!
- マルチタスクは止めて、 1つの作業を集中して終わらせよう!
- 残業をなくすには、まず労働時間を決めてしまおう!
おわりっ