「好きなことだけやって生きていきたい」って思う人は多いと思う。
ぼくもその1人だ。何とかして退屈な仕事の繰り返しから抜け出したい。
そう思っていろんなセミナーを受けたり、資格を取ろうとしたり、語学を勉強したり・・・
もちろん自分のスキルを磨くことは悪くはないのですが、何か心にモヤモヤするものが残っていた。
しかしこの本を読んで、今の仕事でももう少し突き抜けるくらい成果を出さないといけないな、って思わされました。
何一つ突き抜けられていない自分にがっかりもしましたが。
今いる場所で突き抜けられない人は、どこへ行ってもダメ
仕事に対する二つの考え方がある。
「職人マインド」と「願望マインド」だ。
職人マインドは、自分が世界に与えることができるものに焦点を当てている。
願望マインドは、世界があなたに何を与えてくれるのかを重要視している。
もし会社に対して、「給料が少ない」とか、「評価してくれない」といった不満を抱いているのだとしたら、自分が「願望マインド」になっていないかを疑ってみる必要がある。
そして、意識的に「職人マインド」に切り替えるのだ。
外から与えられるものではなく、自分が世界に何を与えたのか、に注目することだ。
もし願望マインドのままだったとしたら、どれだけ転職しても同じ問題にぶち当たるだろう。
つまり私が提案するのは、自分の今の仕事が本当にやりたいことなのかはひとまず置いて、誰もが思わず注目してしまうくらいに、それをうまくやってみてはどうか、ということだ。その仕事が何であれ、真のパフォーマーがやるようにアプローチしてみるのだ。
今いる場所で頑張らなくてもよい3つの例外
- 希少で価値のあるスキルを磨くことで他人との差別化を図れる機会が、ほとんどない仕事
- 役に立たない、もしくは世界に悪影響をもたらすとあなたが思う仕事
- ものすごく嫌いな人たちと一緒にせざるを得ないような仕事
これらの仕事に該当する場合は、頑張っても「キャリア資本」を貯めることは難しいので、転職を検討しよう。
キャリア資本を貯めることを意識しよう
キャリア資本を貯めるためには「意図的な練習」をする必要がある。
意図的な練習には、「緊張」と「フィードバック」が不可欠だ。
1万時間の法則と聞いたことがあるかもしれないが、1万時間を費やせば誰でもプロになれるわけではない。効果的な練習を積み重ねる必要がある。
それは、「楽しいこと」ばかりではない。ある程度自分に負荷をかけて(緊張)、周囲からのダメ出しも受ける必要がある(フィードバック)。
まとめ
今いる場所で突き抜けよう!
どの分野でも、突き抜けることさえできたら食うには困らない。
好きかどうかは置いといて、「突き抜けること」が大事。そのためには小さなPDCAを回して、「意図的な練習」を繰り返す必要有り。

おわりっ!