何でも人のせいにして愚痴ばかりこぼしながら生きてる人っていますよね。
そんな人に強く言いたい。

自己啓発書マニアの、のってぃ(@notthi)です。
完訳 7つの習慣から、第1の習慣の「主体的である」ことを紹介します。
文字通り「7つ」の習慣があるのですが、実は第1の習慣がものすごく重要だったりします。
そして、この第1の習慣が実行できている人が少ないのです(ぼくもまだまだ未熟です)
影響の輪、関心の輪
誰でも多かれ少なかれ、自分に降りかかった出来事を人のせいにしてしまうことってあると思います。
主体的であるということは、「影響の輪、関心の輪」という言葉で説明されています。
- 影響の輪・・・自分でコントロールできること
- 関心の輪・・・自分でコントロールできないこと
関心の輪とは、他人の反応や、感情、行動、考え方などです。
自分の周りの環境は、自分でコントロールできるものとできないもの、両方が存在します。
関心の輪にあるものをコントロールしようとすると、様々な不都合を引き起こします。
例えば、子供に無理やり勉強させようとして叱りつけたり、子供が片付けをしないからといって感情的になり怒ったりすることです。子供に対しても、自分の行動は自分が責任を持つということを、できるだけ早いうちから教えていく必要があります。
それ以前にまず親自身が、影響の輪、関心の輪の原則を知っておく必要があります。
刺激と反応の間にはスペースがある
例えば親や上司に怒られたとき、感情的になったり怒りがこみ上げてきたりすることがあったとします。
その時に怒りにまかせて言い返したり暴れたり、何らかの行動をとってしまうことがあるかもしれません。
しかし、
- 刺激・・・親(上司)に怒られたという事実
- 反応・・・自分が感情的になって言い返したり暴れたりという行動
スペースがあるという意味は、反応は自分で選べるということです。
刺激があって自分の感情がわき起こるというのは自然なことであり、避けられません。
しかし、わき起こった感情に対し自分がどのような行動を起こすのかは、自分で選ぶことができます。
れを、「刺激と反応の間にはスペースがある」と呼んでいます。
インサイドアウトの原則
インサイドアウトの原則とは、外からの刺激に対して自分の行動を自分で選ぶという意識を持つことです。
インサイドアウトの対義語はアウトサイドインです。
アウトサイドインの考え方とは、「親(上司)が怒ったから私は言い返した」のように刺激と反応の間のスペースがないものと考えています。
それは言い換えると、全てを他人のせいにして生きている、ということです。
すべてのことを他人のせいにして生きるという生き方は、一見楽なように思えるかもしれませんが、とてもつらく苦しいものです。
逆に、インサイドアウトの考え方は慣れるまではやはり辛いものがあります。
それは責任が伴うからです。インサイドアウトの考え方は「自分の行動には責任を持つこと」が伴います。
自由には責任が伴うからです。責任の重さが自由の度合いを表していると言っても良いでしょう。
責任と自由
インサイドアウトの考え方は、自己責任の考え方です。
なぜなら、自分の行動はすべて自分で選んだものであると自覚しているからです。
それは究極に自由であるともいえます。
自分がすべきことは、とにかく影響の輪に集中することです。
そして他人の領域である関心の輪には極力踏み込まないように気をつけることです。
自分自身でコントロールできる範囲(影響の輪)は広げることができます。
この影響の輪、関心の輪の原則を意識するだけでも、十分に人生が変わると断言できます。
まとめ
