No.6877 · AI & SYSTEMS
AI副業やってみた体験記|3回失敗したあと、初めてお金になった話【2026年10月追記】

Contents — 目次
この記事を書いたのは2026年5月です。3回挑戦して、3回とも売上はほぼゼロでした。
それから約5か月。その後の数字を、先に置いておきます(2026年9月末時点)。
| 取り組み | 最初のお金 | 時期 |
|---|---|---|
| AI活用の相談(ココナラ) | 手取り19,500円(3件) | 2026年8〜9月 |
| 知人への伴走(直接) | 25,000円(2件) | 2026年8〜9月 |
| LINEスタンプ | 163円 | 2026年9月 |
| 自作アプリ(App Store) | 17ドル(1件・アメリカの方) | 2026年9月 |
| 自作のテンプレート集(BOOTH) | 公開したばかり・0件 | 2026年9月 |
合計は4万円ちょっと。大きな額ではありませんが、ゼロだった蛇口が5本、全部ちょろちょろ出ている状態です。
何を変えたのかは、記事の後半「4回目の挑戦」に足しました。3回の失敗の話は、そのまま残しています。
ここから下は、2026年5月に書いたときの本文です。「いまだ稼げずにいます」などの状況も、当時のまま残しています。途中の「4回目の挑戦」と最後の案内だけ、10月に足しました。
「AI副業って本当に稼げるの?」と気になって、私もいくつか挑戦してみました。結論から言います。3回やって、3回とも思い通りにはいきませんでした。
ただ、失敗したからこそわかったことがあります。この記事では、私が実際にやってみたAI副業の体験談を包み隠さずに書きます。「AI副業って実際どうなの?」と気になっている方の参考になれば幸いです。
メーカーで技術職をしながら、半年くらい副業チャレンジしていますが、いまだ稼げずにいます。
これまでにやったことを記録しておきます。
Summary — この記事の結論
- AI副業に3回挑戦して、3回とも売上はほぼゼロだった
- その後の5か月で、AI活用の相談(ココナラ)などで初めてお金になった(数字は記事の上の表)
- AIは作業を速くするが、集客・市場選び・続けることは自分でやるしかない
挑戦①:CanvaとPrintifyでオリジナルTシャツ販売
やったこと
「AIで画像を作って、Tシャツに印刷して販売する」というビジネスモデルに挑戦しました。CanvaのAI画像生成機能でデザインを作り、Printify(プリントオンデマンドサービス)と連携させてEtsyで販売する、という流れです。
アカウント開設から商品登録まで約1週間。「これいけるんじゃないか」とワクワクしながら10種類ほどのデザインを作りました。
結果:3ヶ月で1枚も売れず
3ヶ月間、ほぼ毎週新しいデザインを追加しましたが、売上はゼロ。1枚も売れませんでした。
なぜ売れなかったのか、振り返ると原因は明確です。
- 集客をまったく考えていなかった:商品を置いただけで、誰にも告知していなかった
- デザインに独自性がなかった:AIで生成した無難なデザインは他にも山ほどある
- Printifyの利益率の低さ:Tシャツ1枚あたりの利益は数百円程度で、集客コストを考えると割に合わない
「作れば売れる」という甘い考えでした。販売プラットフォームに商品を置くだけでは、誰にも見てもらえません。当たり前のことですが、やってみて初めて実感しました。
挑戦②:バイブコーディングでアプリ開発
やったこと
「バイブコーディング」とは、AIにコードを書かせながらアプリを開発するスタイルのことです。プログラミングの深い知識がなくても、AIと会話しながらアプリを作れるとして話題になりました。
私はドローンのフライトログを管理するアプリや、家計簿アプリなど、自分が使いたいと思うアプリをいくつか作ってみました。
結果:自分用アプリは完成、でも販売は断念
自分で使う分には十分なアプリがいくつか完成しました。これは純粋に楽しかったです。「AIがあればコードが書けなくてもアプリが作れるんだ」という体験は感動的でした。
ただ、販売できるレベルには到達できませんでした。
- 品質の壁:自分用なら多少のバグは許容できますが、販売するにはUXの作り込みが必要で、そこでAIだけでは限界を感じた
- マーケット調査不足:「作りたい」が先行して「誰が買うか」を考えていなかった
- リリース・集客の大変さ:アプリ開発はコードを書くこと以外のコスト(申請・マーケティング)が大きい
バイブコーディング自体は今でも活用しています。「販売するアプリを作る」より「自分の業務を効率化するツールを作る」という使い方のほうが、私には合っていると感じています。
挑戦③:AIで説明文を量産して楽天ROOM投稿
やったこと
楽天ROOMは商品を紹介してクリックや購入があればポイントが得られる仕組みです。「AIで商品説明文を大量生成して投稿を量産すれば稼げるのでは?」と考えました。
ChatGPTとGeminiで商品の魅力を説明するテキストを生成し、1日10〜20件のペースで投稿を続けました。
結果:月数十円で完全に挫折
数ヶ月続けても月の収益は数十円レベル。コーヒー1杯にもなりませんでした。
- 楽天ROOMの仕組みの問題:クリックされてもポイント還元率が低く、利益が出にくい構造
- フォロワーがいないと意味がない:SNSと同じで、読んでくれる人がいなければ投稿しても誰にも届かない
- AI生成文章の質の問題:量産した文章は薄く、読んだ人の購買意欲を刺激できなかった
楽天ROOMは「既にフォロワーがいるインフルエンサー」向けのプラットフォームだということを理解していませんでした。ゼロから始めるには向いていない手段でした。
3回の失敗から気づいたこと
3つの挑戦を振り返ると、共通した失敗パターンが見えてきます。
| 挑戦 | 失敗の本質 |
|---|---|
| Tシャツ販売 | 集客の仕組みがない場所に商品を置いた |
| アプリ開発 | 誰のためのアプリか、を考えていなかった |
| 楽天ROOM | プラットフォームの構造を理解せずに始めた |
共通しているのは「作ること・量産することに集中して、届けることを考えていなかった」という点です。AIは「作る」スピードを爆発的に上げてくれますが、「届ける」仕組みは別で考える必要があります。
また、「楽に稼げる」という副業には構造的な問題があることが多いです。楽天ROOMのように利益率が低いモデルでは、どれだけAIで効率化しても限界があります。
今やっていること:地道でも「資産になる」方法へ
失敗から学んで、今は「すぐに稼げる」を狙うのをやめました。代わりに取り組んでいるのは次の2つです。
ブログ(notthi.com)の継続
釣り・3Dプリンター・ドローンなど、自分の実体験を軸にした記事を書いています。AIを使って執筆効率を上げながら、検索からの流入を積み上げていくのが目標です。成果はまだこれからですが、記事数は着実に増えています。
noteの毎日更新
2026年の目標として365日更新に挑戦中です。日々の気づきや副業の進捗を記録しています。こちらも収益化はこれからですが、続けることで読者との接点が生まれてきています。
どちらも「すぐに稼げる」手段ではありません。ただ、コンテンツは積み上がれば資産になります。Tシャツや楽天ROOMと違い、過去に書いた記事が将来も読まれ続ける可能性があります。
4回目の挑戦:AIに「自分」を覚えさせて、人に教える側になった(2026年10月追記)
上に書いたとおり、3回とも「届ける仕組み」を考えていませんでした。
そこで4回目は、作るもの自体を変えました。AIに自分のことを覚えさせる仕組みです。
毎回ゼロから説明していた
ChatGPTに文章を頼むと、整ってはいるけれど自分が書いた感じがしない。理由は単純で、AIが自分のことを何も知らないからです。会話が終わるたびに忘れる。毎回、同じ説明をする。
そこで、自分の過去の文章・数字・考え方をファイルに置いて、AIにそこを読ませるようにしました。道具はObsidian(無料のメモアプリ)と、ファイルを読めるAI(Claude CodeやCodex)です。
自分では「外部脳」と呼んでいます。
▼ くわしい手順はこちら
ChatGPTの「メモリがいっぱいです」は消さずに外へ出す
Claude Codeの導入方法|非エンジニアがWindows・Macで動かすまで
記録を数えて分かったこと
この仕組みで、noteを毎日書き続けています。2026年10月時点で連続140日を超えました。2025年10月から2026年7月までの300日で数えると、書いた日は293日でした。
意外だったのは、自分の記憶より記録のほうが正確だったことです。一人称は「僕」だと思っていましたが、過去の文章を数えたら「自分」が74回、「僕」は6回でした。自分の書き方なのに、分かっていなかった。
こういう発見が、そのまま記事のネタになります。作るものを探さなくてよくなりました。
教える側に回ったら、初めてお金になった
この仕組みを人に説明する機会が増えて、2026年8月に初めてココナラで有料の相談を受けました。8月に5,000円の相談が2件、9月に15,000円の構築セッションが1件です。
3回目までと何が違ったかというと、売ったのは「AIの使い方」ではなく「自分が毎朝使っている仕組み」だったことです。実物があるので、説明に嘘がない。詰まる場所も、自分が全部通ってきた場所でした。
失敗した3つも、無駄ではなかった
- 挑戦②で「販売レベルに届かなかった」アプリは、その後2本をApp Storeに公開しました。1本には、告知ゼロでアメリカの方から17ドルの購入が入っています
- 挑戦③の楽天ROOMは、やめました。代わりに自分で作ったテンプレートをBOOTHに置いています(利益率がほぼ100%なので、1件売れれば楽天ROOMの1年分です)
- 挑戦①のTシャツは、そのまま失敗です。ただ「作って終わり」だった反省が、4回目の「届け方から考える」につながりました
今の一日
朝4〜5時に起きて、前日のメモをAIに読ませ、投稿案を3本作らせる。自分の声に聞こえるものだけ使う。昼休みにココナラの返信。夜は家族の時間。
派手なことは何もしていません。ただ、記録を残して、AIに読ませて、出す。それを毎日繰り返しているだけです。
まとめ:AI副業は「魔法」ではなく「道具」
AI副業に3回挑戦して学んだことを一言でまとめるなら、「AIは作業を速くしてくれるが、副業の本質的な問題(集客・市場選定・継続)は解決してくれない」ということです。
AIを魔法のように使って一夜にして稼げるようになる、というのは現実的ではありません。ただ、正しい戦略でAIを「道具」として使えば、会社員でも副業を育てていけると信じています。
失敗を重ねながらも続けている私のリアルな記録は、これからも更新していきます。
▼ AI副業の種類・始め方を網羅した記事はこちら
AI副業とは?2026年版|種類・始め方・稼ぎ方を徹底解説
▼ 私のAI副業の実践記録(最初にやったこと)
AI副業で月収100万円を目指すために、会社員の私がまず始めたこと
▼ 全体像(何を用意して、どの順番で作るか)はこちら
Obsidian×AI連携で「自分専用のAI」を作る全体像
この記事の続きは、3つの形にしてあります
自分で手を動かして始めたい方
毎朝使っているフォルダ構成・AIへの指示書・自分を知る200の質問を、そのまま開いて埋められる形にしました。2,000円。
→ 外部脳スターターキット(BOOTH)
一緒に進めたい方
Claude Codeが自分のパソコンで動くまで、3日間チャットで伴走します。1,000円(出品記念価格・通常3,000円)。
→ ココナラの出品ページ
手順だけ先に読みたい方
AIに自分らしい文章を書いてもらうまでの6ステップ。500円。
→ 有料note「AIに自分らしい文章を書いてもらう6ステップ」
毎日の記録は、noteに書いています(毎朝更新中)→ note.com/notthi
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