ScanSnap SV600を買ってから自炊が楽しいです。
書籍自炊マニアの、のってぃ(@notthi)です。
ScanSnap SV600は、公式には厚み3センチまでの本を読み取ることができます。
が、実際はもう少し厚みがあっても読み取ることは可能です。
今回、スキャンしたのはこちらの本。
ハードカバーで厚さ2.6センチの「チームが機能するとはどういうことか――「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ」で、
ページ数は390ページほどあります。
ハードカバーの本をスキャンするときのコツ
- 黒い紙をはさむ
- 本をScanSnap本体に寄せて置く
- アクリル板の静電気を防ぐ
黒い紙を挟む
表紙と裏表紙を黒い上で隠してしまうことで、ページ境界認識の精度をアップさせます。何もしない場合。
黒い紙を挟んだ場合。
A4サイズの全面真っ黒な紙を用意して、表紙の次のページに挟みます。
裏表紙も同様に、1つ前のページに黒い紙を挟みます。
今回は、A4のコピー用紙に真っ黒な画像を印刷したものを使用しました。
2018年2月24日追記:今は紙ではなくて専用のマットを使っています。
本をScanSnap本体に寄せて置く
本を置く時は、極力上の方(ScanSnap SV600寄り)に置くことで、ページ境界認識の精度がアップするようです。ScanSnap SV600にピタッと沿わせて、まっすぐに置くように気を付けています。
それと、気のせいかもしれませんが、本の中心も、ScanSnap SV600本体の中心にできるだけ合わせたほうが、正確にスキャンできると感じています。
アクリル板の静電気を防ぐ
アクリル板が静電気を帯びてくると、本のページを吸い寄せてしまうので、スキャンしている間にページが動いてしまうことがあります。ページが動いてしまうと、文字列が波打ってしまいますので、そのページだけスキャンをし直して、後で失敗したページを削除することになり面倒です……
アクリル板の静電気を防ぐ方法は、帯電防止スプレーを購入するという方法もありますが、もっと簡単な方法もあります。
それは、「リンス(トリートメント)を薄めたものでアクリル板を拭く」という方法です。
試してみましたが、結構効果があります。
調べたところ、2週間程度効果が持続するようです。
妻のトリートメントをこっそり使っているのはナイショです
まとめ
ハードカバーの厚い本をうまくスキャンするコツをまとめました。ハードカバーの本をスキャンするときのコツ
- 黒い紙をはさむ
- 本をScanSnap本体に寄せて置く
- アクリル板の静電気を防ぐ
今回「チームが機能するとはどういうことか――「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ」をスキャンするのに60分かかりました。
ページ境界認識を失敗したところの手直しが約30分。
トータルで90分ほどかかっています。
ページ境界認識の精度は幾分か上がりましたが、それでも約20%の失敗があります。
引き続きうまくスキャンするコツを探っていきたいと思います。
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