2週間ぶりの更新です。
残業するべきかしないべきか、考えていたら鬱になりかけて更新できずにいました。
会社での成果より子どもと過ごす時間を優先してしまうダメリーマンの、のってぃ(@notthi)です。
残業するべきかしないべきか、2週間考え抜いた結果導き出した結論は、
「会社のため(仕事を遅らせないため)に残業するのはやめる」
です。
会社(仕事)より自分を優先するということは、日本では一般的ではないのかもしれません。
しかし、会社のために自分の時間を犠牲にするというのは、どうしても納得できませんでした。
目次
残業について考えた
考えすぎて鬱になりかけた
「残業するのかしないのか?」残業が常態化していると、考える余裕もなくなってしまうかもしれません。
ぼくは、納得できる結論が欲しくてずっと考えていたところ、鬱になりかけました。
症状は、頭がぼーっとして、頭痛、発熱(37.5℃くらい)がありました。ストレスが主要因の「口唇ヘルペス」も出てしまい、体調は最悪でした。
しかし、「体調が悪いので早退します」の一言が言い出せないまま、仕事がほとんど進まない1日を過ごしてしまいました。
何やってるんだろう……
ふと我に帰ると……
仕事の合間に、ふと我に帰る時間があります。そんな時、「自分を犠牲にして会社のために働いている自分」が居ることに気づきました。「なんて馬鹿なことをしてるんだろう」と思います。
と同時に、「今の生き方では死ぬとき絶対後悔するだろうなぁ」とも考えます。
死ぬときに後悔するのは絶対に嫌なので、後悔しない生き方を選びます。
導き出した結論
冒頭に書いた通り、導き出した結論は、「会社のため(仕事を遅らせないため)に残業するのはやめる」
です。
残業しないという結論に至った理由
法定労働時間の認識
今更ですが、法定労働時間は週40時間です。少なくとも、「残業することが常態化しているのが間違っている」という認識は持っておくべきです。慢性的に人手不足の状態で、会社は36協定ギリギリの月45時間の残業を強要しようとしてきます。
残業の責任はどこにあるか?
慢性的に人手不足で、業務量が多すぎるのであれば、残業の責任は、仕事量を管理できない会社(管理職)にあります。
ぼくの能力不足もあるでしょう。しかし1割2割スピードアップしただけでどうにかなるような仕事量ではありません。
「人のせいにするな!」という考えもあるとは思いますが、「管理職が管理していないことが悪い」と考えても良い状態です。
そもそもこの会社で働く目的は?
そもそもなんで入社したんだろう?
と考えると、大した理由がないことに気づきました。
いまの会社で働く目的を考えると、「給与を得る」の一言に尽きます。週40時間という時間と労働力を差し出すことで、一定額の給与を得るという契約です。
「お客のため」とか「自分の成長のため」というのはサービス残業を美化するための飾りにすぎないでしょう。
固定残業代のワナ
入社して一番悩んだのが、この「固定残業代」です。いまは、月30時間程度の固定残業代が支払われています。「先に残業代を払っているのだから、残業するのが当たり前だ」のように会社は考えているのかもしれません。
しかし、冷静に考えてみれば30時間残業したところで給料はほぼ変わらないわけですから、残業するモチベーションは皆無と言っても良いでしょう。
環境を変えるために必要なこと
他者(上司・同僚)と向き合う勇気
日本の会社の同調圧力はものすごいです。一人が帰ろうとすると、必ず白い目で見られます。上司からは「何やってるの?」と言われることもあります。今までは上司の目を盗んで、目立たないようにこっそりと帰っていました。
これからは、はっきりと意見を伝えて堂々と帰ろうと思います。
「いつ会社を辞めてもいいんだ」と思えば、できないことは何もないですよね。
自分と向き合う勇気
ある程度中途半端に仕事を残して帰宅することは、「仕事ができない自分」を認めることになります。それはとても辛いことです。「自分の能力のなさ」を認めることになるからです。
「自分の本心と向き合う勇気」とも言えるでしょう。
しかし、考えてみれば、「自分の能力のなさ」よりも、「会社が与えた業務量」の責任の方が重いはずです。
責任転嫁するわけではなく、「単純に達成不可能な目標だった」と認識を改めるだけです。
勇気をくれた本
今回変わるための勇気をくれた本は、アドラーの2冊「嫌われる勇気」「幸せなる勇気」です。ゴールデンウィーク中に2冊とも熟読しました。
「何のために生きているのか?」なんて考えても分からないけれど、今を大切に、自分の感情を大切に、生きようと思いました。