【写真30枚超】3Dプリンターのノズル詰まりを自分で分解修理しました(Reprap prusa i3)

ノズルが詰まってしまった3Dプリンター。
重い腰を上げて分解修理に挑んだところ、案外簡単に修理することができましたので、簡単に記録しておきます。

ノズルが詰まっている場所の調査


ノズルを予熱します。最後に使っていたフィラメントの適正温度まであげます。

PLAの場合は190〜210℃程度が一般的。

ノズル直径に合わせた針金をノズル先端から差し込みます。

ノズル径0.3mmなので、0.3mmの針金を用意しました。

ヤケドには注意。

この辺りまでは穴が通じていることが分かりました。

次にゼムクリップをまっすぐ伸ばしたものを上から突っ込んでみます。

この辺りまで入ります。
エクストルーダーの詰まり箇所

詰まっていそうな場所が分かりました。

ノズルの詰まり箇所を特定する

いよいよ分解作業に入ります。

まず冷却用のファンを外します。

ノズルを外そうとしましたが、中でフィラメントが詰まっているせいか外れないのでスルー。

押出機を外します。
のってぃ
詰まっているフィラメントが見えた!

押出機側と、ノズル側、それぞれに詰まったフィラメントを発見しました。

押出機を分解して詰まったフィラメントを除去する


念のため一度クールダウンします。
押出機の配線を取り外す

押出機をの配線を引き抜いて取り外します。

ネジを緩めると、分解できます。

プーリーとギアで挟んでフィラメントを押し出す仕組みですが、

無理やりフィラメントを引き抜いたりすることで、

ギアにフィラメントの粉がたまってきて滑るようになってきます。

押出機のギアは清掃しておきました。

何と呼べば良いのか分かりませんが、「フィラメントが押し出される穴の部分」を分解します。

簡単に分解できました。

詰まったフィラメントを除去します。

再び組み立てると、フィラメントがスムーズに通過するようになりました!

ノズルに詰まったフィラメントの除去

厄介なのは、ノズル側。

ひとまずPreheatでノズルエンドの温度を適正温度まで上げます。

上から見ると詰まったフィラメントが確認できます。

まずは細めの六角レンチで突くも効果なし。

次に、ライターで赤くなるまで炙ったゼムクリップを差し込んで、フィラメントを絡め取る作戦を試します。
一部は取れましたが、奥の方が取れません。
ミニドリル

そこで最終手段。

ちょうど1mmのドリルを持っていたので、上からドリルでフィラメントを削り取ります。

1センチくらいまで掘り進みました。
のってぃ
0.3mmの針金が・・・通るようになりました!!

上から六角レンチで、残ったカスを押し出します。

クールダウンして完了。

3Dプリンター、復活しました!

心なしか修理前よりフィラメントの出が良くなった気がします。

まとめ

フィラメントが詰まってしまった3Dプリンターのノズルを自力で分解修理しました。

一時はどうなることかと思いましたが、

最終的にはルーター(ドリル)が大活躍しました。

今後は定期的にノズル清掃しようと思います。
3Dプリンターのノズル詰まり防止のために、定期的にクリーニングするための特殊フィラメントを買いました。 フィラメント工房 の 高品質日本製 3Dプリンター用フィラメント ごっそり取れるノズルクリーニング 1.75㎜ 16m https://t.co/BGCr2IPID3 — のってぃ@趣味ブロガー (@notthi) 2018年8月18日







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のってぃ
3兄弟を育てながら目指せサイドFIRE!育児も趣味も全力で|ルアー釣り、ドローン、読書好き|3Dプリンター3台所有|欲しいものは自分で作る◆毎日を遊ぶように人生を楽しみたい!