Anycubic の「Mega-S」という3Dプリンターに買い替えました。
本当は「買い足した」つもりだったのですが、安定性が違いすぎて、前から持っていたPxmalionのcore-i3の出番はほとんどなくなってしまいました。
目次
Anycubic Mega-Sのスペック
- 最大印刷サイズ : 約210x210x205mm
- 位置決め精度 : 0.01mm(X/Y軸), 0.002mm(Z軸)
- 印刷速度 : 20〜100mm/s (60mm/s推奨)
- 入力定格 : AC 110V/220V, 50Hz/60Hz (100V使用可能)
- 操作方法 : タッチパネル式
- 停電印刷継続機能 : 有
- フィラメント切れ検出センサー : 有
- 対応素材 : TPU/PLA/ABS/HIPS/ Wood等
- 特長 : Titan押出機で柔らかいフィラメントでも押出可能
Anycubic Mega-Sの特長
ほとんど組み上がった状態なので、簡単組立
2つのパーツを組み合わせて、フィラメントホルダーを取り付けるだけで組み上がります。約30分。Titan押出機で柔らかいフィラメントでも押出可能
Titan押出機、これだけのために3Dプリンターを買い換える意味があるくらい違います。旧型のMK3押出機と比べると、倍力になっているようで、「フィラメントが滑って押し出せない」ということがほとんどありません。
TPUのフィラメントは輪ゴムのようにくにゃくにゃなのですが、安定してプリントできています。
気をつけていることといえば、印刷設定は無理をせず遅めにしていることくらいでしょうか。
Ultrabaseプラットフォームで安定した印刷
標準で付属している「Ultrabaseプラットフォーム」がとても優秀です。一度に大量に印刷しても、安定しています。
高温で貼付が良く、室温に下がると剥がれやすくなります。
フィラメントホルダー標準装備
本体にフィラメントホルダーがくっついているので、設置場所が少なくて済みます。タッチパネルで簡単操作
ボタンとダイヤルで操作する機種と比べると、タッチパネルの操作は簡単で素早く操作できます。Anycubic Mega-Sの残念なところ
可動音がうるさい
起動しただけでも冷却ファンの音がします。運転時は、静か目のドライヤー?くらいの音がしますので、静音性を求める方は別機種を検討した方が良いかもしれません。
我が家では、いつも寝る前にセットして、朝までに出来上がるように使用しています。
2年前に開封したABS材は反り返って印刷できませんでした
どのプリンターでも同じかもしれませんが、ABSは反りが大きいので印刷が難しいです。昔購入して、放置していたABSフィラメントを試してみましたが、小物部品でも反り上がってしまい、失敗したので、ABSフィラメントは今後使わないことにしました。
ぼくはABSの代わりに反りが少ないPETGを使っています。
反りが少なく、強度もあり割れにくい素材です。
ポチップ
まとめ
もっと上位の機種にすればもっと安定しているのかもしれませんが、4万円以下の低価格機種の中ではかなり安定している方だと思います。設置場所さえ許されるのであれば2台目が欲しい・・・
2024年1月現在だと、同じAnycubicのKobra2が上位機種になります。
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ポチップ
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