ScanSnap SV600で今まで累計640冊の本をスキャンして電子化してきた、スキャンマニアの、のってぃ(@notthi )です。
ScanSnap SV600を使うと、書籍の非破壊スキャンができるので、新刊を購入してすぐにスキャンして、高値で売れるうちに手放す・・・ということもできてしまいます。(モラルの観点は別として)
ぼく自身も、実際にやったことはあります。
ただ、スキャンは自分ですることになりますので、スキャンかかる時間と労力を考えた時に、コスパはどうなんだろう?と疑問に思ったので、考えてみました。
目次
ScanSnap SV600で本の非破壊スキャンにかかる時間
- スキャンの準備 → 3分
- スキャン(200ページビジネス書) → 15分
- データの修正 → 10分
- タイトル変更 → 2分
合計約30分かかります。
1500円の本を購入して、1400円で売れた場合にかかる費用
実際に出たばかりの新刊であれば、定価に近い金額で売れることもよくありますので、理想的な場合で考えてみます。
- 書籍代 → −1500円
- 売上金(手数料10%の場合) → +1260
- 送料(ゆうゆうメルカリ便の場合) → −175円
- 梱包材等 → -25円
合計440円がかかる費用です。
新刊1冊を440円で読むことができると思えば理想的ですが・・・
Kindleで購入した場合
- 購入&ダウンロード → 1分
- 書籍代 → 1500円
書籍代のみがかかる計算です。
読みたい!と思った時に、今すぐ読めるのが最大のメリットです。
自力スキャンとKindleのどちらが良いか?
スキャンする労力の30分の時給をいくらで見るか? で変わります。
時給1000円で考えれば、440+500(30分)=940円なので、お得に思えるかもしれません。
しかし、紙の本を買って届くには最低でも翌日まで待たなければいけないので、「今すぐ読みたい!」という熱が冷めないうちに読み始められるという点では、Kindleに軍配が上がります。
まとめ
当初は、本棚に眠る500冊の本を全部無くしたい! ということで書籍自炊(スキャン)を始めました。
そして、2年ほどかけてほぼ全ての紙の本は本棚から無くなり、iPhoneとiPadの中に収まりました。
今後出てくる新刊については、あえて紙の本で買ってスキャンしなくても、Kindle版がある場合はKindleで良いかな、というのがぼくの結論です。